4 付録

4.1 RMarkdownの見ため変更

4.1.1 デフォルト

デフォルトのRmarkdownをKnitすると以下の図と同じものが再現されるはずである (図 4.1)。

RMarkdownのデフォルト

図4.1: RMarkdownのデフォルト

GitBookは1つのプロジェクトで1つだけしか作成できず、GitBookがある状況で、別のRmarkdownをKnitできない。そのため、もし複数のRmarkdownをKnitしたい場合は、GitBookを消す必要がある。

4.1.2 オプション1

index.Rmdの一番上にある各種設定のoutputを以下の図 4.2と同じになるように注意深く書いてみよう。

outputの入力:RMarkdownのオプション1

図4.2: outputの入力:RMarkdownのオプション1

そうすると、デフォルトのRmarkdownが次のような見た目にKnitできるはずだ(図 4.3)。

RMarkdownのオプション1

図4.3: RMarkdownのオプション1

見た目がかっこいい。PDFに直さない限りこれで大丈夫。PDFに変換しようとすると見た目が汚くなる。うまくやれる方法があるかもしれないが、わからない(泣)

4.1.3 オプション2

そこでシンプルな見た目だが、PDFでも見やすいRMarkdownを紹介する。 outputを図 4.4のように変更してみよう。

outputの入力:RMarkdownのオプション2

図4.4: outputの入力:RMarkdownのオプション2

そうすると、以下の図 4.5と同じRMarkdownができる。

outputの入力:RMarkdownのオプション2

図4.5: outputの入力:RMarkdownのオプション2

これは安心してPDFにできる。iPadにPDFを入れておけば、通学中、PCを開くことなく、オフライン状況下でも心おきなく見返せる。レビューとデータ解析を別々のRMarkdownで出力することもできる。 RMarkdownのオプションは本当に多いが、これが今のところ知っている中で、シンプルかつ便利なものである。